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リトリートとは
豊かな自然にふれながら、ヨガや森林療法、自然をモチーフにしたワークショップなどに参加して、体を癒し、自分本来の健康状態を取り戻す行為であり、それを行う「場」のことと言われています。
第1回
D1リトリート合宿の目的 つ
4
1. 心身の健康維持と増進
ヒポクラテスの金言【人間は自然から遠ざかるほど病気に近づく】
人間は自然を排除し、コンクリートに囲まれた無機質な都市を形成し、文明を築いてきました。産業革命、IT革命を経て流通や通信技術を高度に発達させた基盤の上で、便利で豊かな暮らしを送れるようになりました。
一方、自然から遠ざかり、都市化や産業化が進んだことによる現代特有の生活習慣や環境から生み出される「現代病」も見過ごすことのできない現象として存在しています。糖尿病やアレルギー、うつ病など、さまざまな現代病に人々は悩まされています。だからこそ非日常にあえて身を置き自然のめぐみをいただき、心身の健康維持と増進を目指します。
2. 生きていく力を育てる
リトリートは生きていく力=社会人基礎力を高めることができると医学的にも認められています。
社会人基礎力とされている十二の要素は?
「前に踏み出す力」
・物事に進んで取り組む力
・他人に働きかけ巻き込む力
・目的を設定し確実に実行する力
「考え抜く力」
・現状を分析し目的や課題を明らかにする力
・課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
・新しい価値を生み出す力
「チームで働く力」
・自分の意見をわかりやすく伝える力
・相手の意見を丁寧に聴く力
・意見の違いや立場の違いを理解する力
・自分の周囲の人々や物事との関係性を理解する力
・社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスの発生源に対応する力
3. 自分軸を持つ、育てる
自分軸を養い、整えるには、リトリートが必要です。認知能力を高める環境であったり、体験だったり。忙しすぎて、誰かほかの人の時間を生きている人は、自分を見つめ直し、自分の時間を生きるように軌道修正してみてください。自分の時間のなかで、環境に適応する力を鍛えたり、人間関係を円滑に進める術を身につけたり。自然というリトリートに身を置き、自分はどっちの方向へ向かいたいのかと自問自答しながら、自分軸を育てることを目的とします。
4. 仲間づくり
人は1人では生きていけません。また、家族だけ、職場だけ、地域だけより全国・世界に同じ志をもつ仲間を持ち交流する
ことは、自分の可能性を拡大するのみならず緊急事態の助け合いにもつながります。D1では自分軸を育てながら生きる力を養い共に励まし合い、協力し合える仲間づくりを目指しています。今回は沖縄在住の2人が協力してくれることで沖縄の土地や人とご縁をいただけるリトリートにします。